寒い季節や季節の変わり目は、体調を崩しやすい時期ですね。そんな時こそ、風邪予防に役立つアロマオイルを生活に取り入れてみましょう!
今回は、免疫力をサポートして風邪対策に役立つアロマオイルの種類とおすすめの使い方をご紹介します。
なぜアロマオイルが風邪予防に役立つのか?
1. アロマオイルの抗菌・抗ウイルス作用
精油(エッセンシャルオイル)は植物の香り成分から抽出されており、さまざまな植物には、抗菌・抗ウイルス作用を持つものが多く含まれています。
例えば、ティートリーやユーカリには細菌やウイルスを抑える作用があり、風邪予防に効果があるとされています。また、空間に拡散することで部屋全体の空気を清潔に保つ効果が期待できるため、感染症の予防に役立てられるのです。
2. 免疫力をサポート
アロマオイルには、免疫力をサポートする成分が含まれているものがあります。例えば、レモンには免疫システムを刺激する効果があり、香りを吸い込むことで私たちの免疫力の向上を助けてくれます。免疫が強化されることで、風邪ウイルスに感染しにくくなると言われています。
3. 呼吸器をサポートする作用
ユーカリやペパーミントなどのアロマオイルは、呼吸器に良い影響を与えるとされており、風邪の引き始めや鼻づまりの緩和に役立ちます。
これらの精油は、鼻や喉をスッキリとさせて呼吸を楽にしてくれるため、風邪予防として取り入れることで呼吸器系の健康を保つサポートになります。
4. リラックス効果で体調管理をサポート
風邪予防には、免疫を保つだけでなく、日々のストレスを軽減することも大切です。ラベンダーやカモミールのようなリラックス効果のあるアロマオイルは、心を穏やかにし、質の良い睡眠を促します。
質の高い睡眠を取ることが、免疫を高めて風邪を予防するための重要なポイントとなるため、アロマのリラックス作用は風邪予防に欠かせない要素です。
風邪予防に効果的なアロマオイルと使い方
ティートリー
ティートリーは、抗菌・抗ウイルス作用に優れたオイルで、風邪やインフルエンザの予防に役立つとされています。空気中にティートリーの香りを広げることで、体調を崩しがちな季節の感染予防が期待できます。
・ディフューザーで部屋全体に香りを広げる
・ティッシュやハンカチに1〜2滴垂らして、仕事中や外出先でも香りを楽しむ
ユーカリ
ユーカリは、呼吸器系に良い影響を与えるアロマオイルとして有名です。鼻づまりを和らげる効果があるため、風邪の予防だけでなく、症状の軽減にもおすすめです。
・入浴時に3〜5滴ほどバスタブに垂らし、蒸気とともに呼吸器を整える
・蒸気吸入:ボウルに熱湯を入れ、ユーカリオイルを1滴垂らして顔を近づけて吸入(目を閉じて行う)
レモン
レモンの精油には、抗菌作用があり、免疫力をサポートする効果が期待できます。フレッシュな香りが気分をリフレッシュしてくれるので、リビングやオフィスでの使用にぴったりです。
・ディフューザーに数滴入れて香りを楽しむ
・手作り除菌スプレー:スプレーボトルに水と無水エタノール、レモンオイルを数滴加えて、ドアノブやテーブルを除菌(肌に直接使わないように注意)
ラベンダー
ラベンダーはリラックス効果で有名ですが、抗菌作用もあるため風邪予防にも一役買ってくれるアロマです。夜のリラックスタイムに取り入れることで、質の良い睡眠を促し、体力回復にもつながります。
・枕元に1滴垂らして寝る前に深呼吸する
・お風呂に数滴入れてリラックスバスとして取り入れる
アロマを安全に使うための注意点
風邪予防に効果的なアロマオイルですが、使用する際は次の点に注意してください。
- 精油の原液を直接肌につけないこと。希釈して使いましょう。
- 敏感肌や妊娠中の方、持病のある方は使用前に医師に相談する。
- ディフューザーの使用時間は1〜2時間程度にとどめ、空気の入れ替えをこまめに行う。
まとめ
風邪が気になる季節は、アロマの力を借りて健康管理をしてみませんか?気に入った香りで、風邪知らずの毎日を過ごしましょう!