【虫嫌いが選ぶ!】観葉植物にわいたコバエ撃退法(虫の写真無し)

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私は虫が大嫌いです。
ゴマ粒程度の小さい虫が目の前に現れただけで、殺人事件を目撃した時並みの悲鳴を上げてしまいます(うざいことは重々承知です)

昨年、築2年のマンションから築50年のマンションに引っ越したことにより、虫を目撃する頻度が格段に上がりました。(自分ちなのにお化け屋敷くらいいつもビビってる)

それなのに、以前より少し広い家に引っ越したことで調子に乗り、観葉植物の数をどんどん増やしました。


※写真はイメージです

 

植物たちとの楽しい時間もつかの間、梅雨が訪れ、植物に湧くという噂のキノコバエが大量発生しました(気絶)

リビングは、植物による癒やし空間から、常に視界にコバエが入ってくるという地獄の空間へと生まれ変わりました。

人体への影響を考えると、できれば化学薬品は使いたくない。
でも一刻も早くコバエを部屋から追い出したい。
私は一日中ネットで情報を集め、簡単にできそうなことを試していきました。

その中から、個人的に効果を感じられたもの、効果が薄かったものなど、私とコバエとの戦いをご紹介します。

 

キノコバエが大量発生する理由

嫌いなヤツの情報なんて正直知りたくもないが、敵を倒すにはまず敵を知るべきだと誰かが言っていた気がするので、嫌々調べました。

キノコバエは驚異的な繁殖力を持っており、2週間〜1ヶ月程度の生存期間中に500個もの卵を産むと言われています。

幼虫は土壌中の腐植物を餌にしていると考えられており、湿気が多い土などを好むのだそう。
そのため、梅雨時期にプランター周りで大量発生することが多いようです。

また、キノコバエは体調が1〜2mmのため、網戸をすり抜けます。(網戸の向こう側とこちら側を行ったり来たりするところを目撃しました)そのため、網戸を閉めていても窓を開けていれば奴らにはなんの意味もないのです。

余談ですが、築50年のうちのマンションは、窓を閉めていてもサッシの隙間から小さな虫が自由に出入りしています(泣)

室内で観葉植物を育てているお家では、キノコバエを完全に防ぐことが難しいと言われるのはこのような理由からなのですね。

しかし、キノコバエは人を刺すなど直接被害を及ぼすことはありませんが、家の中で遭遇するととにかく不快です。さらに大量発生となると不快を通り越して苦痛です。

ヒバ油スプレー

まず始めに私が行ったのは、濃度高めのヒバ油スプレーを自作し、植物周辺に散布するというものでした。

というのも、青森ヒバ精油が偶然にも家にあったので、とりあえず試してみた感じです。

【ヒバ油スプレーの作り方】
以下をボトルに入れて振るだけ
・ヒバ油(数滴)
・水道水(適当)
※無水エタノールと精製水を使う方法が一般的かもしれません

森のような良い香りが広がり、リラクゼーションには良いかもしれませんが、うちのコバエにはあまり効果は感じられませんでした。

ヒバは普通に香りが良いので、虫予防というよりは、リフレッシャーミストという感覚で、葉水用のミストスプレーに混ぜて日常的に使っています。

ちなみに、使っているミストスプレーはカインズの「高機能スプレー マイクロミスト 350ml」。確か水以外は入れないように注意書きがあったようななかったような。とりあえず、ヒバ油やハッカ油を数滴入れて使っておりますが、今のところ問題ありません。

ヒバは抗菌作用にも優れているので、葉水により床に広がった水分を、クイックルワイパーで拭いてしまえば、床掃除にもなって一石二鳥です。

植物本人に聞いたわけではないので、本当のところはわかりませんが、なんとなく植物も喜んでいるような気がします(は?)

 

ダイソー 虫よけビーズ(AROMA BEADS)

次に買ってきたのはダイソーの虫よけビーズです。1個110円(税込)

香りはラベンダーとミントがあり、スースーした香りが部屋中に広がります。

ビーズがキラキラきれいです。

これは正直、コバエには全く効きませんでした。

ふむふむ。適用害虫は、ユスリカヨコバイと書いてありますね。

なんすかそれ

 

BotaNice 土からわいたコバエ退治 粘着剤タイプ 4個入

次は、粘着タイプを買ってきました。

キノコバエは土の上を歩く習性があるそうです。

片面に粘着剤がついたものを土に挿し、コバエ自らが登って行って勝手にくっついて動かなくなるという商品です。

これは面白いくらいに取れました。
こんなにも土にいるのかと悲しくなるくらい捕まりました。

捕まったコバエを見るのも気持ち悪いという方は、粘着部分を鉢の側面に向けて土に挿すことをおすすめします。

しかし、これだけでは数は多少減るけど、次から次へと湧いてきて、完全解決には至りませんでした。いたちごっこです。それに、うちには植物が20鉢以上あるので、粘着葉っぱは少々お高いです。

鉢の数が少ない人や、石油王にはぜひ、おすすめしたいです。また、化学殺虫成分が使われていないので、ペットやお子様のいるご家庭ではとても使いやすい商品だと思います。

土の表面を赤玉土に変える

キノコバエは、土の表面から2〜3cmのところに卵を生むそうです(オエー)
餌は、土の中にある有機成分や有機肥料です。
そのため、表面5cm程度の土を無機質な赤玉土などに変えることで、餌がなくなり産卵されにくくなるということです。

表面を赤玉土で覆うと、見た目が良くなります。
これでコバエまでいなくなってくれたら最高じゃーん
と思っていたら・・・

コバエが赤玉土の隙間から続々と出てきました。

は?なんで?

いやね、赤玉土に変えたことで、コバエが消えた鉢もあります。あるんですよ。
でも、全く意味がなかった鉢もあって、もうよくわかりません。

とりあえず、コバエが大発生しているのはいつも同じ鉢なので、何か他にも問題があるのでしょう。

他の手を考えなくては。

ちなみに、以下のように購入時からレンガチップが表面を覆っている鉢にコバエが湧いたことはありません。コバエが湧く前から対策しておくことが重要なのかもしれませんね。

無機質な土は、赤玉土の他にも鹿沼土バーミキュライト化粧砂などがあります。

 

ダイソー ガーデンムシとり器

1個110円の粘着式のものがダイソーに売っていたので、購入してみました。

やはり化学殺虫成分不使用というのは惹かれます。

ちなみに、パッケージに虫の絵が書いてあったのでモザイク加工しておきました。絵でもきついっす。

 

こちらは土に挿すタイプではなく、吊るしたり、土の上に置いたりして使うみたいです。

 

ペリペリっと剥がして

 

プラスチックのケースにすっと差し込めば

 

完成です

ザ・ハエ取りですね

ムシの好む黄色でおびき寄せて、黄色の部分が粘着になっているので、もう逃げられないという仕組みです。

これはデザイン的に室内では使いづらいような。

はっ!パッケージに「ベランダ菜園の強い味方」と記載されています。

うちにはベランダ菜園はなかった。

 

とりあえず室内の観葉植物の鉢横に適当に置いてみました。

そうしたら、土の上に置いたわけでもないのに、勝手に飛んでいって捕まっています。

黄色が好きというのは間違いないのかもしれません。

もちろん、土に挿すタイプよりは捕まりませんが、隣に無造作に置いただけで捕まるというのには驚きでした。

110円だし、粘着の面積広いし、見た目をあまり気にしないという方は使ってみても良いかもしれません。大きなプランターで、土の上に置いたらもっと捕獲できるんだろうな。

 

BotaNice 飛びまわるコバエ退治 1プッシュ式スプレー

とうとうこの最終兵器を買いました。

BotaNice 飛びまわるコバエ退治 1プッシュ式スプレー 60回分

もうコバエを見る度に、「どうなるかわかってるんだろうな」や、「八つ裂きにしてくれるわ」など、心の中の声がかなり荒れてきたので、精神的に限界だと思い、このスプレーを購入しました。

1プッシュ式スプレーは殺虫成分が強そうというイメージから、今まで避けてきたのですが、成分について調べてみたら、私の環境だったらまぁ使ってみても良いかなと思えたので、試してみました。

このスプレーの有効成分はトランスフルトリンと、フタルスリンとのことですが、これらはピレスロイド系です。

ピレスロイドって何?人体に害はないの?

ピレスロイドとは、昆虫類に作用する神経毒ですが、ヒト・哺乳類・鳥類の体に入っても、速やかに分解され、短時間で体外へ排出されるのだそうです。また、太陽の光、空気、熱に触れると分解されやすいという特徴を持つため、比較的環境にも優しいとのこと。

トランスフルトリンの特徴
揮発性が非常に高く、殺虫効果も優れている。水に溶けやすい。

フタルスリンの特徴
ピレスロイドの中でも速効性に優れており、ノックダウン効果が高い。
致死効果と残効性は低いが、低毒性なので安全性に富んでいる。

比較的安全性が高いといっても、多く吸い込んでしまってはもちろん危険です。
そして、昆虫や魚を飼育している部屋では使用しないように注意書きがあります。
また、ペットや、お子様のおもちゃが置いてある部屋などでも、成分がかからないようにしないと危険です。

うちの場合は、子供もペットもいないため、1週間に1プッシュだけと決めてとりあえず使うことにしました。

スプレー使用後の感想

使用した感想ですが、すごいの一言です。1プッシュした後、部屋を締め切り、2時間ほど外出しました。帰宅すると、大量のコバエの死骸が植木鉢の周辺と窓際の床に落ちていました。飛んでいるコバエは見当たりません。

あれほど悩んでいたのが嘘のようです。

そして、効き目が長いのか、プッシュしてから数日経っても、毎日鉢の周りに新たな死骸が落ちています。時々飛んでいるコバエを1匹見かけても、暫くすると床に落ちてピクピクしているんです。神経に効いているというのがよくわかります。

効果が高く、使用頻度は低い。あまり殺虫剤を使いたくない私向きの商品です。

正直死骸を片付けるのもストレスなのですが、飛んでいるよりは100倍マシですからね。

 

いつでも使用方法と注意書きが読めるように、袋は保管しておくことをおすすめします。

 

 

ハッカ油

大量発生したコバエは「BotaNice 飛びまわるコバエ退治 1プッシュ式スプレー」という最終兵器で退治できましたが、できれば死骸も見たくないので、部屋への侵入をできる限り減らせないかと考え、ハッカ油を使ってみることにしました。

人間の体に付けられる程度に希釈したハッカ油は、植物に散布してもOKなのだそう。

結論から言うと、ハッカ油はコバエの忌避剤として有効だと思いました。

と言っても、スプレーした途端にコバエがいなくなるというような劇的な効果はありません。安心安全な成分だからこそ、躊躇なく家の中で使えて、長期的にコバエが住みづらい環境作りを手伝ってくれるアイテムという捉え方です。

【私の使い方】
●スプレーボトルにハッカ油と水道水を適当に入れて、植物の周辺に撒く。
●クイックルワイパーにハッカ油をスプレーして床掃除。
●ハッカ油をスプレーしたシートで網戸を拭く。

網戸を拭く際、虫がいるかもしれないし、手で拭くのはちょっと嫌だなと思って、以下の方法を思いつきました。

ダイソーの隙間らくらくハンディワイパーです。お値段110円(税込)。

 

使うのはこの3点。ダイソーの隙間らくらくハンディワイパーと、ウェットシートと、ハッカ油。

 

以下のように、ウェットシートを取り付けて、ハッカ油をスプレーして、網戸を拭くだけ。

隙間らくらくハンディワイパーは柄が長く、適度にしなるので、強く押しすぎることもなく、柔らかい網戸になんとも塗りやすいです。汚れも落ちて一石二鳥。

このハッカ油は、口に入れてもOKの天然100%なので、安心して使えます。網戸から入ってくる爽やかな良い香りの風が気に入ったので、気が向いたらちょこちょこ塗っています。

こまめに塗っているからかもしれませんが、網戸に張り付いていた虫をほとんど見かけなくなりました。

あと、窓のサッシを歩いていたコバエに、直接スプレーしてみたところ、即お亡くなりになりました。ハッカ油ってすごい!

梅雨時期にハッカ油が万能すぎる

菌が気になるキッチン周りにスプレーしたり、トイレ掃除や、重曹と混ぜて消臭・除湿・防虫剤にしたり、洗濯機のすすぎの段階で数滴投入して抗菌(生乾き対策)ができたりと、家中様々なところで役立てることができるので、今回一番買ってよかったアイテムです。

人間にはメリットがたくさんあり、コバエやGには忌避効果があるなんて、最高すぎませんか?

使い続けて、虫たちから「あの家、なんか臭くない?苦手なんだよね」と噂されるような家にしたいです。

ハッカ油の注意点

自然由来の成分なので基本的には人や環境に優しいのですが、妊娠中や小さなお子様など敏感な方が使うと体調を崩してしまうことがあります。

また、ハッカ油は猫の肝機能を低下させてしまうので、猫を飼っている方は使用を控えてください。小動物や犬など、人よりも嗅覚が敏感なペットを飼っている場合も、ハッカ油の使用は控えた方が良いと思います。

 

【食品添加物・日本製】天然ハッカ油200ml+20mlスプレーセット 詰め替えに便利なスポイト付!天然和種ハッカ100%・虫除け・消臭・除菌効果

 

ダイソー隙間らくらくハンディワイパー<JANコード:4979909947029>

結論 私のベスト虫除けアイテムはこれだ!

日常的にハッカ油を使って、キノコバエを寄せ付けない環境を作る。
それでも室内でキノコバエが大量発生した時は、BotaNice 飛びまわるコバエ退治 1プッシュ式スプレーで即退治。

私はこの2点を選びました。時には状況に応じて粘着タイプなども使いつつ、できるだけ人体と環境に安全なコバエ対策をしていきたいなと考えております。

虫によるストレスが一番身体に悪いのではないかなと思うので、今後、虫を克服できる催眠術か何かがあれば、かかりたいですね。手っ取り早い気がします。

 

 

 

この記事を書いたひと
OYU

築50年のレトロマンションに住むOYUのライフスタイルブログ。観葉植物、インテリア、心身の健康情報など、ただ好きなものを共有します。

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