室内のハンギングにおすすめの観葉植物9選

お部屋をナチュラルでおしゃれな雰囲気にしてくれるインテリアグリーン。特に吊るして飾るハンギンググリーンは観葉植物のおしゃれな飾り方の一つです。

壁や天井に吊るすことで、植物の置き場所がなくても空間を有効に使うことができます。また、小さな植物でも視線と同じ位置にくることで存在感がアップ。植物にとっても通気性が良いというメリットがあり、ハンギンググリーンにはたくさんの魅力があるんです。

 

どんな植物でも吊っていいのかな?

実は、ハンギングに適している植物があるんです。

ハンギングに適した植物の選び方

耐陰性がある植物を選ぶ

耐陰性とは、日光が少ない場所でも生育できる性質のこと。耐陰性の高い植物ほど、日陰でも健康的に育ちます。

部屋のデッドスペースを活用して植物を飾る場合、必ずしも光がたくさん入る窓辺にハンギングできるとは限りません。できるだけ日陰に強い植物を選ぶことで、安心して好きな場所に植物を飾ることができます。

 

乾燥に強い植物を選ぶ

ハンギンググリーンは床置きよりも通気性がよくなるので、乾燥スピードがとても早いです。そのため、乾燥に弱い植物では枯れてしまう可能性があります。

小まめに水やりをするという方法もありますが、できるだけ乾燥に強い植物を選べばお世話が簡単になります。

 

小ぶりの植物を選ぶ

ハンギンググリーンは壁や天井から吊るすので、落下の危険性があります。水やり後は水分を含んで重くなるので、できるだけ小ぶりで軽量のものを吊るすと安心です。

 

ハンギング向きの植物

①ポトス

ポトスはハンギングプランツとして定番の植物です。ツルを伸ばして生育していく植物で、吊るしたり、高いところに置いて飾ると素敵です。

ポトスは室内の明るい場所を好みますが、耐陰性が強いため多少暗くても問題なく育ちます。丈夫で育てやすく、ビギナーの方にもおすすめの植物です。適当にツルを切って水挿しすることで簡単に増やせるので、お部屋を緑化していくこともできますね。

科名:サトイモ科
原産地:東南アジア〜太平洋西部
最低気温:5℃
耐陰性:強い
置き場所:明るい日陰〜日陰

 

②ビカクシダ(コウモリラン)


ビカクシダはシダの仲間で、他の木や岩石などに根を張って生活する着生植物です。そのため、鉢植え以外に苔玉や板、流木に着生させたものも流通しています。特に苔玉に着生させたものは軽いので、吊るしやすいですよ。また、板付けを壁に掛けて絵のように飾るのも人気です。

土が要らないから吊るしやすいんだね。

科名:ウラボシ科
原産地:南アメリカ、アフリカ〜マダガスカル、アジア〜オーストラリアなどの熱帯地域
最低気温:2〜10℃
耐陰性:強い
置き場所:日なた〜明るい日陰

 

③グリーンネックレス

グリーンネックレスは、コロコロとした丸い葉が連なってネックレスのような可愛い姿をした人気の植物です。鉢からこぼれるように垂れている姿が素敵で、吊るすのにぴったりの植物です。

丸い葉っぱの中に水分を蓄えているので、一般的な観葉植物よりも水やりの頻度は少なめ。

グリーンネックレスは育てるのがちょっと難しいよね

私も枯らしてしまったことがあります。

放置気味に育てるとうまくいきますよ。

科名:キク科
原産地:南西アフリカ
最低気温:3℃
耐陰性:木漏れ日を好む
置き場所:日なた〜明るい日陰

 

④リプサリス

リプサリスは、多肉質の細い枝茎を垂れさせるサボテンです。枝は平べったいものから筒状のものまでさまざま。ユニークな姿が人気のハンギング向きの植物です。

乾燥に強いですが、高温多湿を好むので小まめな葉水で加湿してあげます。

科名:サボテン科
原産地:熱帯アメリカ
最低気温:5℃
耐陰性:強い
置き場所:日なた〜明るい日陰

 

⑤エアプランツ

エアプランツは土が不要のため非常に軽量で吊り下げにぴったりの植物です。もともと風通しの良い木の枝に着生している植物なので、風に当てることが大切。

水やり不要と思われがちですが、水が不足したら枯れてしまうので、乾いたら霧吹きで株全体をしっかり濡らすようにします。窓から1m以内の場所に吊るしましょう。

科名:ブロメリア科
原産地:中南米
最低気温:3℃
耐陰性:強い
置き場所:明るい日陰

 

マランタ・ケルコビアナ

個性的でエキゾチックな葉を持つマランタは、這うように成長するのでハンギングにぴったりの植物です。夜は葉を中心部に寄せ合い閉じるように眠ります。昼と夜で表情が変わる様子も魅力的です。

室内の明るい窓辺などに吊るすと元気に育ちます。高温多湿を好むので、まめに霧吹きなどで葉水をしましょう。

科名:クズウコン科
原産地:熱帯アメリカ
最低気温:10℃
耐陰性:あり
置き場所:日向~半日陰

 

エピフィラム・アングリガー

魚の骨のような葉の形状がユニークなエピフィラム・アングリガーは、別名フィッシュボーンカクタスや、ジグザグサボテンとも呼ばれたりします。サボテンの仲間ですがトゲはなく、ビギナーの方でも育てやすい植物です。

乾燥に強く、葉がうねりながらジグザグに伸びていくスタイリッシュな雰囲気は、ハンギング向きの植物と言えます。

科名:サボテン科
原産地:メキシコ
最低気温:5℃
耐陰性:あり
置き場所:日向~半日陰

 

⑧ツデータマシダ


明るい色の波打つ葉が魅力的なツデータマシダは、やわらかく風に揺れる姿が爽やかです。ボリュームたっぷりの葉が特徴で、小さな鉢でも存在感のあるハンギンググリーンが楽しめます。

日陰気味を好み、部屋のどこでも楽しめますが、明るいカーテン越しが最適です。湿気が大好きなので、霧吹きで葉水をして保湿を心がけるようにしましょう。窓のあるバスルームに吊るしても素敵ですよ。

科名:ツルシダ科
原産地:熱帯、亜熱帯
最低気温:5℃
耐陰性:強い
置き場所:直射日光を避けてやや明るい半日陰

 

⑨ホヤ

光沢のある肉厚な葉が美しいホヤ。樹木の幹や岩に張り付き育つ着生植物です。つるが長く伸びる品種が多いので、ハンギングにおすすめの植物です。多くの品種が存在し、外見や特徴もさまざまですが、基本的に育てやすい植物です。

乾燥に強く耐陰性もあるので、室内のどこにでも吊るすことができます。

科名:キョウチクトウ科
原産地:東アジア、オーストラリア
最低気温:5℃
耐陰性:強い
置き場所:日なた〜明るい日陰

 

ハンギングに適した鉢

できるだけ軽いものがハンギングに向いています。また、落下する可能性を考えて、割れにくいものを選んでおくことをおすすめします。陶器の鉢よりもプラスチック製の鉢の方がハンギングに向いていると言えるでしょう。

以下のようなインテリア性の高い紙製の鉢カバーなどもあります。お部屋に合った軽くておしゃれなものを探してみてはいかがでしょうか。

 

 

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ロープ1本で簡単に植物を吊るす方法

たった1分で植物を吊るす方法を以下の動画で紹介しています。

使用する材料はロープのみ。覚えておいて損はないですよ。

まとめ

ハンギンググリーンには、耐陰性があり、乾燥に強く、小ぶりな植物を選べば失敗が少なくなります。

置き場所に困らないハンギンググリーンを取り入れて、おしゃれでリラックスできる空間を作ってみてはいかがでしょうか。

 

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