飛行機内での過ごし方|機内で快適に過ごす方法や裏わざなど

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飛行機の中は地上と気圧が異なるため、体調不良になることがあります。
長時間、狭い空間で過ごさなくてはならず、心身共に窮屈さを感じることも多いでしょう。

せっかくの楽しい旅行なので、体調を崩さずに良い気分で目的地に到着したいですよね。
元添乗員が、機内で出来るだけ快適に過ごす方法をご紹介します。

 

飛行機で体調不良を防ぐには?

足の浮腫み対策

飛行機のエコノミークラスのシートは非常に狭く、長時間同じ姿勢でいるため、血行不良で脚がむくみます。

脚のむくみ対策としておすすめしたいのは、中に潰れても良いようなもの(洋服や書類等)が入った大きめのバッグを機内に持ち込んで、あえて上の棚には収納せずに足下に置く方法です。そのバッグの上に脚を乗せると、むくみが軽減されて楽になります。

✔エアーオットマン

潰れても良いようなバッグを持っていない場合は、エアーオットマンという商品もあるので活用してみてはいかがでしょうか。

✔足用ハンモック

座席のテーブルに引っ掛けるだけで簡単に使える足用ハンモックもおすすめです。軽量コンパクトで装着も簡単なので、短時間のフライトでも気軽に使えて便利です。
※航空会社によってはフットレストの使用を制限している場合があるので、確認してから使用しましょう。

✔弾性ソックス


弾性ソックスは履くだけなので最も手軽なむくみ対策です。足を圧迫してふくらはぎのポンプ作用をアシストしてくれるものですが、むくみの原因の一つである冷えにも同時にアプローチできるので、長時間フライトにぴったりのアイテムです。

 

機内の寒さ対策

航空会社によって飛行機内の温度はかなり違います。特に海外の航空会社の機内は本当に寒いんです!

寒さ対策として、体温調節ができる前開きの羽織りものを持っていきましょう。
パーカーもおすすめです。睡眠時にフードをかぶると安心して眠れるという声をよく聞きます。

どうしても寒い場合は、寒いことを伝えれば、多くの場合は客室乗務員さんが毛布を持ってきてくれます。

機内でおすすめの服装

ウエストがきつい服やピタッとしたデニムなどは、お腹や足を圧迫してしまうのでおすすめしません。

スウェットやジャージ素材などのよく伸びる楽チンな服を選べば、狭い座席でも体勢を変えやすいですよ。

ロングスカートが最強

女性にはスウェットやコットン素材のロングスカートがオススメ。
寝ている間に足が開いてしまっても隠せますし、体育座りをしてもスカートですっぽり足を包み込めるので目立ちません。

寒い場合はロングスカートの中にスパッツやレギンス、タイツを好きなだけ重ね履きできるので調節できて便利です。

 

 

機内食

美味しい機内食の選び方

日本出発便の場合、機内食の調理積み込みが日本なので、和食と洋食の2択であれば和食のクオリティが高いです。

反対に帰国時は調理積み込みが外国なので、和食を選択すると美味しくないことが多いのでご注意を。

 

ベジタリアンやアレルギーの方の対策

ベジタリアンや食品アレルギーを持つ方は、予め申し込み旅行会社や航空会社に申告しておけば、特別メニューの機内食を用意してくれます。

座席とお名前で把握しているので間違えられる心配もありません。

 

機内食だけでは足りなかった場合の裏技

飛行機によっては、おにぎり、ケーキ、フルーツ、お菓子などの軽食を常備していることがあります。ダメ元で客室乗務員さんに聞いてみてください。

 

大韓航空ならではの機内食

大韓航空は、機内食の代わりに辛ラーメンを頼むことができます(在庫によるので、聞いてみてください)。

 

機内での時間のつぶし方

長時間フライトって本当に暇ですよね!
現在は無駄に機内をウロウロする行為は禁止されています。トイレ付近でたむろも禁止(笑)
そのため、いかに自席で暇を潰すかが問題になってきます。

各国の個人モニターの特徴

機内の個人モニターで映画鑑賞をして長時間フライトを楽しむのが、オーソドックスな時間の潰し方です。

ANA、JALは個人モニターの内容が日本基準なので、各国映画以外にも日本のバラエティ番組やお笑い番組の再放送なども充実していて、日本人にはありがたいです。

アメリカの飛行機はさすがに映画の種類は豊富。

カナダ、オーストラリア、ニュージーランドも、アメリカよりは少なめですがまぁまぁあります。

アジア系、アラブ系はハリウッド映画が少なめで、それぞれの国の映画(インドのミュージカル的映画やアラブのイスラム系映画)などが多い。

各国共通なのは、日本は世界から見ても映画の配給が遅いので、まだ日本公開前の映画が外国系の飛行機内で観られるというメリットがあるところ。

 

読書

本が好きな方はやっぱり読書がいいですね。長時間フライトの場合などは本を読んでいれば時間があっという間に経過しています。

おすすめはKindleやKoboなどの電子書籍です。
文庫本一冊くらいの重さと薄さですが、漫画から小説まで好きな本を何十冊も持ち込めるので暇つぶしにはもってこいです。

空港などで何らかのトラブルが起こり、飛行機の待ち時間が長引いた時などにも持っていると重宝しますよ。

※飛行機に乗った後は通信が出来ないので、必ず事前にダウンロードしておきましょう。

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機内あるある

ひじかけ問題

日本人は遠慮深いので、隣の人とひじかけを奪い合うことはあまりありませんが、海外の人は平気でひじかけを占領してきます(笑)。

あまりにこちらの陣地に侵入してくるようならはっきり言った方が良いでしょう。

 

トイレの混雑時間

着陸前の最後の機内食が出た直後から、着陸までの間はトイレが混みます。

乗客の皆さんは食事を終えて落ち着き、着陸前にトイレを済ませてしまおうという同じ考えを持つからです。

トイレに並びたくない人は、食事が配られ始めた時か、まだ他の皆さんが食事をしている最中に行くと並ばずに入れます。

個人旅行の場合は着陸してからでもターミナルでいつでも好きな時にトイレに行けますが、ツアーの場合は団体行動なので、荷物受け取りまでの間は自由に行けない場合があります。

さらに入国審査が混雑していたりすると時間がかかることもあるので、やはり我慢せずに機内でトイレに行っておいた方が安心です。

 

飛行機に持ち込みたい便利グッズ6選

マスク

機内は非常に乾燥しています。
気圧で鼻水が出る人も多いので普段使わない人も持っていると安心です。

 

羽織りもの

機内は基本的に寒いです。
JAL、ANAなどの日本の航空会社は、日本人向けに適度な温度を保ってくれていますが、他国の飛行機はかなり冷房を効かせています。

着心地の良いカーディガンやパーカーなど、温度調整できるものを用意しておくと◎。

 

飴(キャンディ)

離着陸時の急激な気圧の変化によって、耳がキーンとなる人は飴を舐めているとかなり楽になります。

 

充電器(USBケーブル)

最近の飛行機は電源コンセントや充電用USB端子が備え付けられていることが多いので、各座席でスマートフォンやパソコンなどの充電ができます。
(※ユナイテッド航空は個人モニターがないことが多いです。)

 

ネックピロー

長時間の飛行機での移動時に首を支えて楽に休めるようにしてくれるネックピロー。首や肩の負担が減り、頭も固定できるのでとても眠りやすくなります。

膨らますタイプなら荷物にもなりません。

 

着圧ソックス


機内はむくみやすいので、長時間フライトの場合は着圧ソックス(弾性ソックス)を履いて寝ることをお勧めします。
最近は100円ショップでも購入することができます。

 

前日に徹夜するってどうなの?

長いフライトでぐっすり眠りたいから、前日に徹夜をして、あえて寝不足の状態で飛行機に乗るという方法を取る人がいます。しかし、寝不足が理由でせっかくの旅行で体調をくずしてしまう可能性があります。また、途中で居眠りしてしまったり、飛行機に乗り遅れてしまう危険性もあるので、前日の徹夜はおすすめしません。

心身ともに疲れる長時間フライトですが、できるだけ飛行機内で快適に過ごせるよう準備をして、体調万全で旅行を楽しんでください。

 

この記事を書いたひと
OYU

築50年のレトロマンションに住むOYUのライフスタイルブログ。観葉植物、インテリア、心身の健康情報など、ただ好きなものを共有します。

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