海外旅行で気を付けるべき注意点や、知っていると便利な豆知識を元添乗員がピックアップしました。
知っていて損はなし!海外のルールや旅のコツをご紹介します。
海外旅行で買い物をする時の注意点
サイズに注意
日本と海外ではサイズ表記が違います。基本的に体型も違うので、いつものサイズで購入したら大きすぎるということが多いです。(特に胸とお尻)
また、靴のサイズにも注意が必要です。足の形には個人差がありますが、民族間でも大きく違うため、長さは合うけど幅が合わないなんてこともしばしば。試着は必須です。
Can I try this on?(これを試着してもいいですか?)
中身の確認は必須
見本で気に入ったものがあり、「奥から新品を持ってきますね!」と言われた場合は、必ず箱や袋の中をその場で確認してください。中身が全然違う、サイズが違う、不良品だったなどという場合、後から返品をするのはかなり面倒だからです。日本に帰ってしまえば、さらにどうにもなりません。
その場で確認をして、納得してから購入することをおすすめします。
店内の注意点
お店にもよりますが、基本的にベタベタと商品に触ることは厳禁です。(特に欧米は厳しい)
洋服屋さんなどでは、購入前の服を勝手に触るのもマナー違反になります。店員さんにひと言断ってから商品に触れるようにしましょう。
それから、買わない時ははっきり「NO」と言いましょう。曖昧な返事をしていると、買う気があると思われますし、海外の方はハッキリ「YES」「NO」を示すことを好みます。
偽物に注意
ブランド品等の偽物やコピー品にも注意してください。模倣品や違法コピー品などを日本国内に持ち込むことは、違法行為となる場合もあります。安いものはそれなりの理由があります。
クレジットカードを使う時の注意点
海外でクレジットカードを使う時は、PINコードを求められることが多いです。
4桁の暗証番号を忘れずに覚えておいてください。
貴重品は見えないところに
バッグの中に貴重品を入れていると、ファスナーを勝手に開けて奪っていくスリがいます。ひどい場合は刃物でバッグを切って奪っていくことも。
貴重品は首や腰に下げ、衣服の中にしまっておくのがベストです。
また、バイクでのひったくりや、体ごと引っ張る(大怪我をします)ひったくりなど、予想以上のことが起こる可能性もあります。
衣服の中にあるものはさすがに奪えないので、とにかく見えないようにすることが大切です。
ウエストポーチとリュックサックが特に危険なんだよね。
その2つはエスカレーターで後ろの人に狙われやすいから要注意です。
ホテルの名刺は便利
道に迷った時や終電を逃してしまった時、急にタクシーでホテルへ戻らなければならなくなった時などに役立つのがホテルの名刺です。
言葉が通じないTAXIドライバーでも、無言でカードを見せれば一発でホテルへ向かってくれます。
ホテルの名刺には、ホテル名、住所、電話、MAPなどが書いてあります。
ホテルの情報が現地の言葉で書いてあるので、いざという時、誰かに助けを求める際などに役立つ便利なカードです。
ホテルのフロントに置いてあることが多いので、探してみてくださいね。
近年の泥棒事情
最近の泥棒は、女子高生風の若い女の子たちの集団が多いようです。
気軽に話しかけてきて(こんにちは~など)油断させます。まさかこんな可愛い子たちがといった具合に。 油断は禁物ですよ。
大きな都市を自由散策する時のポイント
大きな都市を自由散策する時の移動は、メトロやバスが安くて便利です。チケットを自動券売機で買う時は、大人用のチケットになっていることをしっかり確認してください。
「なんか安いな??」と思ったら小人用の切符だったなんてことが。知らずに乗って見つかると罰金対象となるので注意が必要です。
おわりに
初めての海外旅行に不安はつきものです。ですが、あらかじめ注意点などを理解しておくことで、多少は不安を軽減できるのではないでしょうか。
事前に準備をして、一生の思い出になるような楽しい旅にしてくださいね。